ケーキの切れない非行少年たちを読み終えました。
ここではさらっと内容に触れつつ、自分自身が気をつけていこうと思ったことについてシェアしていきます。
学んだことについてまとめた記事はこちら↓
自分が気を付けていこうと思ったこと
サインを見逃さない
息子のサインを見逃さないようにしようと思いました。息子はまだ3歳ですが、これから年齢が上がると同時にいろんな悩みが出てくると思います。
もし困りごとがあったら「うちの息子は手がつけられない」と諦めるのではなく必要な支援や治療につなげていきたいと思いました。
認知機能の匂う・触れる・味わう部分を自宅で積極的に行っていく
非行少年に共通する特徴の1つでも挙げられていた認知機能とは、見る・聞く・触れる・匂う・味わうの5つです。
学校教育現場では匂う・触れる・味わうを使うことは少なく、ほとんどが見る力・聞く力を育む教育なので、この匂う・触れる・味わう部分を自宅では積極的に行っていこうと思いましたね。
具体的には、
匂う 公園の花や葉っぱ、いろいろな食材のにおいを嗅がせる
触れる 公園の花や葉っぱに触れさせる、裸足で砂場遊びをする、芝生や土の上に寝転がったり、動物などを触ったりする
味わう 訪れた土地の食物、自然の中に自生している花の蜜をすってみたり
また、社会で生きてく上で欠かせない能力(対人マナーや、問題解決力)も学校教育では時間も少ないので、家庭で身につけさせる必要があると思います。
とりあえず褒めるというのはやめる
本書の中で、褒める、話を聞いてあげるはその場を取り繕うのにはいいが、長い目で見た場合、根本的解決策ではないので、逆に問題を先送りにしているだけと触れられておりました。
例として
・週1回忘れ物をしてしまう子供に、「でも週4日は忘れ物をしていないよ」と褒めるより忘れ物をしないような注意・集中力をつけさせないと問題は根本的には解決しない。
褒めることは良いことだからどんどん褒めていた私には、少し衝撃的でした。ので本書を読んですこし冷静になりました。
なので、とりあえず褒めとけ!というのはやめとうと思っています。
息子を見守ってるからこそ、息子の努力や彼なりの葛藤、小さな進歩が見えてくるのかなと思うので、具体的にどんなことがすごいのかだったり、その小さな進歩や努力を見つけて称えられるように親として成長していきたいと思いましたね。
皆さま、いかがだったでしょうか?
本の内容が気になる方はこちらからどうぞ↓
コメントを残す