皆さんこんにちは!ピリカ(https://twitter.com/pirika_0708)です。
自分が親になってから、自分の子供に何を伝え残していけるのかなーと常々考えるようになりました。
戦争の話は避ける傾向にあるけど、同じことを繰り返さないためにも、まず事実を親として伝えることが大切だと考えています。
子供にも事実を知るという権利がある!
私は、事実を伝えたうえで、子供自身がどう思い考えていくかが大事だと思っています。
この記事では、私がおすすめする【戦争についての本】を2冊紹介していきます。
はだしのゲン
中沢啓治さんによる、自身の原爆の被爆体験を元にした自伝的漫画です。
漫画ですが、戦争の悲惨さをまざまざと感じさせてくれる作品。
迫力がとてもあるタッチなので、とても不気味で、小学生の頃に初めて読んだ私は衝撃を受けたことを覚えています。
この漫画を読んだ後、はだしのゲンの映画を観ましたが、現実にこんなことがあったのかと驚きましたね。
- 初めて原子爆弾という恐ろしい兵器があるんだ。
- 原子爆弾が落ちたらどんなことが起こるのか?
- どうして、原子爆弾を落とすという行動に至ったのか?
- 落とす行為を止められなかったのか?
など、どんどん興味が湧いてきて、歴史の授業で学ぶことが楽しくなっていったことを鮮明に覚えています。
この本をきっかけに戦争が、悲惨なもの。絶対に繰り返してはいけないものであると、幼い自分に教えてくれたと感謝しています。
白旗の少女
こちらは1989年に発行された本で、第二次世界大戦の沖縄で6、7歳の女の子が経験した実話になります。 幼い少女が経験するには、あまりにも残酷で悲しいお話。
個人的には、
- 父親の教え
- 降伏するように勧めた老夫婦
の話が印象的でした。
「みんなのまねをするな。自分の頭で考えろ」
という言葉 。
みんなと同じことをするのではなく、自分の頭でしっかり考えた上で行動してきて生き残った著者。
私が同じ状況に陥った時に、6、7歳の女の子と同じように自分の頭で考え行動できるだろうか?と今でも考えさせられますね。
現代社会でもしっかり自分の頭で考えて行動にうつしていくことが、自分の人生をしっかり生きていくことに繋がる。
良い気づきを得られました。
あと、老夫婦のお話。
著者が誰かに伝えなければ、老夫婦のことは誰も知らずに、この人たちが生きていたことが分からなくなってしまうんじゃないかと思い、書籍を書かれているんですよね。
- 何か学んだことがあっても、誰にも話さなければ何も変わらない。
- 経験談を語ることで、誰かの役に立ったり、考え方を少しでも変えたり、何かのきっかけになるかもしれない。
この気づきを得たことで私は、自分の経験を発信をすることに対して抵抗が和らいだなと思います。
さいごに
終戦記念日が近づくと読み返すことが多い2つの書籍。
命の尊さについて考える機会がもらえますし、なによりいい本は時間が経っても全く色褪せないなぁというように私は思います。
戦争を知らない私たちの世代。
戦争を風化させないように、次の世代の子供たちへ伝えていくことも親の役割。と、私は思っているので、長男が小学生になったら、本棚へ忍ばせる予定です。
みなさんの記憶に残っている戦争の本はありますか?
先人たちの貴重な声を、戦争を知らない世代に伝えていきたいですね。
それでは、また!
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